60代になって街で暮らす家
前回はダイニング・キッチン周りをご紹介いたしましたね。
このスペースは、LDKを兼ねおり、カウンター収納やTV台、飾り棚に
PCデスクを壁面に制作しました。
左からソファ、PCデスク、カウンター収納、TV台
そして中庭に面して寛げる場所としてソファを設計しました。
ソファなどはすべて大工さんによる制作です。
監督さんに注文して大工さんにつくってもらいました。
細かい細工など味わいありますよ。
ソファはスポンジ・生地から注文して作って頂いたものを設置しています。
奈の町事務所に来られた方はご存知だと思いますが、
これ、とっても気持ちイイんですよ。
今回はお昼寝も十分可能なサイズです。(笑)
さて、住いの中についての紹介に戻りたいと思います。
ソファの前には光庭としての中庭をつくりました。
中庭を眺めながらゆっくりと時間を過ごしてほしいと思います。
さて、リビングから奥の障子を開けますと・・・
奥には和室が繋がっています。
この和室は、リビング続きの間で、茶の間として使ったり、
客間としても使えるように設計しています。
和室の様子です。
床の間兼飾り棚として一段上げて棚を創りました。
華を生けることが出来るだけの奥行を取っています。
明るい窓の外は濡れ縁を造り、庭を愉しめるようになっています。
この住まいは平家で生活が完結できるようになっています。
写真では公開いたしませんが、1階には他に寝室もあります。
2階の用途は客間と収納の用途が主で、他に平家の広い屋根部分を使って
広いテラスを提案しました。
では2階へ進みましょう。
和室を出たところ
奥に見えている階段を登り、2階の洋室から屋上のテラスへと
出て行くことが出来ます。
屋上テラスには、シンクも設置していますので、ちょっとした
パーティも可能です。
明るく広い空間で、時間を過ごして頂ければいいなと
思っています。
以上で今回の 『60代になって街で暮らす家』の内覧を終えたいと思います。
外構が完了して、撮影が済みましたらまたご紹介いたしますね。
浅野勝義/奈の町