少し雨模様の日でしたが、この日はセルローズファイバーを
充填する日で、いつもの現場間の日ではありませんが、
断熱工事の際は現場へ伺う事にしています。
今回の断熱範囲は、いつもの住まいと少しだけ違います。
浴室周りの内壁や、寝室との間仕切りにも充填することに
なっています。
この内部断熱の効果は、遮音効果を狙ってのことです。
まず、外壁周りの壁(シートを柱の内部側に張ったところ)
左側が外壁面、正面がお手洗いの内壁断熱部分
柱の両面にシートを張って充填する部分
さて、
シートを張った壁の中にセルロースを充填する所を説明しますね。
間柱などで4方を囲まれたブロック毎にセルロースを吹き込みます。
カッターで小さな穴をあけて、ここにホースを突っ込みます。
まず材料が下がる事もあって、下の方から吹き込んでゆきます。
吹き込んでゆくと、ホースの下の方がブックリと膨らんできていますね。
次はホースを上に向けて奥へ奥へと吹き込んでゆきます。
各ブロック毎に吹き込んでゆくと、こんな感じになります。
近くから見るとこんな感じ。
これだけ入っていて、沈むように見えますか?
ちなみにホースに吹き込むセルロースを送り込むポンプの作業は、
こんな作業です。
セルロースをみっちりと詰めた袋を開封し、ほぐしながらホッパーへ
送り込みます。
ホッパーの中に入ったセルロースは、ポンプで送り出すという
実にシンプルな構造です。
壁厚は120㎜、屋根は185㎜(今回は200㎜程)充填しています。
今回はこの位で。