地盤調査の結果に基づいて地盤改良工事が行いました。
その様子をご紹介します。
ところで、
どの住宅もそうですが基礎の形状を設計するに当り、地盤調査を行いますよね。
こちらの住まいも地盤調査を行いました。
地盤調査の時期については、プランがある程度決まってから調査をします。
建物の規模とその位置で調査ポイントが決まるからです。
でないと、せっかくの調査費が無駄になりますからね。
地面という大きな考え方で言えば、住宅の敷地などは小さな範囲ですが、不思議なことに
その小さな敷地内でも地面の中の様子は変わるものなのです。
わずか2mほど離れるだけで結果が変わることもままあることなのです。
不思議ですよね~。
地盤調査は昨年9月に行いました。
調査結果は一部表層がしっかりしている部分が見られるものの 事前の近隣データから
予想していた通り、4m辺りから6.5m付近まで SSによる調査のN値が3~4という
軟弱層で構成されています。
深さが4mから6.5mということは、2.5mも差があるわけですよね。
この高さは住宅の天井高さに当たります。
地面の下は不思議ですよね~
その下にはしっかりとした支持層となる地層が出ています。
で、結果は改良杭で地盤改良を行うこととします。
杭長さは4m~6.5m 杭径500で行います
さて、現場の様子です。
各ポイントごとの深さが指定していますのでその深さまで掘ってゆきます
改良材圧入後
天端廻りを整えます
各場所の杭天端高さをレベルで確認して、コテで表面を押さえて終了です
次回は基礎工事に進みます。