高齢の母と穏やかに暮らす家
先日より、設計中でした『高齢の母と穏やかに暮らす家』の
建築工事契約を工務店さんと交わし、現場の解体が始まりました。
以前の様子
現場は正面中央に見える白い住宅です。
建物は昭和40年代に建築され、今日までリフォームをせずに
使ってこられました。
今回は建て替えになります。
台風と大雨の影響で、解体工事が予定より少し予定が遅れているようです。
途中、現地に伺いますと、以前までそこにあった建物がすっかり
無くなっています。
現場の中に入ってみました。
先日までそこにあった建物が、基礎を残して跡形もなくなっています。
こうして見ると、
今まで見えなかった隣家の隙間がよく分かります。
以前はこの方向に開口部が無かったため、知らなかった部分ですが、
こういった建物の隙間に開口部造ると、採光や通風などの恩恵を受ける
事ができます。
バラバラにされた基礎部分です。
基礎形状はベースの上に布基礎がつくられた形ですね。
ベースのコンクリートには6mm程度の鉄筋が2本入っており、
立ち上がりの布基礎は無筋で造られています。
そう言えば、私が学生時分の当時の基礎は無筋だったと思います。
ベース部分のコンクリートは厚い部分と薄い部分がありますから
捨コン扱いで、フーチング基礎と言うには無理があります。
明日の18日は地鎮祭を執り行います。
天気予報は晴れだと聞いていますが、あまり暑すぎない気温に
なる事を神様に祈りたいと思います。
浅野勝義/奈の町
2018_07_17