奈良にUターン 両親と隣り合う快適な住まい
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外壁下地モルタルの様子です。
構造面材アミパネルの上に防水紙、ラス+立骨を組み、モルタルを塗りこんで
乾燥させます。
しっかり乾燥させずに仕上げを塗ると、割れを呼びますので時間を掛けて
乾燥させる必要があります。
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側面側です。
奈の町はイメージカラーでもある土色の配合は、特に決まっている
訳ではなく、奈の町事務所の外壁を見本として各建築会社さんに配合
して頂きますが、常に同じ色が出る訳ではありません。
きちんとした配合比率をもって調合すれば良いのでしょうけど、
色合いと風合いが好きですので、各社で色見本を制作して頂いて
決めています。
それでも外観を見て頂いただけで「奈の町の家」と認識して頂けるのは
とっても嬉しいです。
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色見本を制作して頂いて、見比べしているところです。
微妙に色あいが異なりますね。
こちらの住まいは一番左端のちょっと濃い目に決まりました。
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外壁を仕上げた後に現地へ伺いましたところです。
カメラの露出もありますし、天気が曇りなのもあって、ちょっと色あいが
違う様に写っているかも。
側面に廻りますと、掻き落とし仕上げの済んだ部分と、掻き落とす前の
分部がありました。
![](http://asanokatsuyoshi.com/wp-content/uploads/2019/10/ajima05645.jpg)
左側の平家ブロックは、掻き落とし前。
右側の2階建ての部分は掻き落とし済の様子です。
ちなみに足場の上の人は左官屋さん。
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この表面は、掻き落とし前の塗り上げたところ。
表面がつるりとして少し光沢がありますね。
吹付仕上げなんかもこんな感じの光沢感があります。(あまり好きではないですか)
表面から少し水が引き始めた頃、表面を掻き落とし始めます。
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掻き落としを終えた面です。
如何でしょうか。
まだ水の引き始めている所とそうでない部分があるために
少し斑ではありますが、光沢が無くなりました。
表面の石粒を落とすことで凹凸が出来、ここに光が当たることで
陰影が出来て独特の風合いが生まれています。
最近は外部仕上にサイディングが多く、昔のような左官屋さんの
仕事が無くなりました。 特に掻き落とし仕上げを採用している
現場はとっても少ないと思います。
私がこの仕上げがとっても好きなのは、父親が左官屋であったことも
影響があったのかもしれません。
この風合い、好きですね。
土色の外壁を見ると心が落ち着きます。
奈の町に来て頂く住まい手さんも、きっと私と同じこの質感が良いと感じて
来て頂いているのでしょう。
板張り仕上げ以外は、どの住まいもこの仕上げで完成しているうちに
いつの間にか奈の町のカラーになりました。
浅野勝義/奈の町