“時の移りを感じる家” 完成内覧1

先日の完成内覧会を終えて後、先日3日間を事務所の
盆休みとさせて頂きました。
家族4人での旅行でしたが、しっかり建築の見学
をしてきたことで、十分な充電してきたことと、
気持もスッキリ元気いっぱいです。

その中にはすごく嬉しいこともありました。

さて、先日行いました完成物件のご紹介をここで少し
だけ公開させて頂きますね。
住まい手さんの家ですから全ては公開致しません。
悪しからず。

まずは外観です。
広い車庫の向こうにシンプルな屋根で建てられた家が
あります。シンプルにつくる、と言うのがこの家の
コンセプトの一つでもあります。

屋根も大きな切り妻のみ。
このシンプルさがイイでしょう。


玄関ポーチです。
アプローチから玄関周りは黒で統一しています。
その中で玄関ドアだけがその存在をアピールしている
と言うイメージですね。
これだと玄関がどこかよくわかりますでしょ。



玄関ポスト。
こんな感じで・・・という絵から施工会社さんに造って
頂きました。 上の入り口がスリットになっています。
細工が細かくて・・・感心してしまいました。
隣にある黒い扉はアウトドア収納。 外で使う小物は
いくらあっても困りませんから。
また見ての通り、ポーチにはポリカの屋根を創りました。



玄関ですね。
長いアプローチの終点がここになります。
シンプルでいて必要十分な広さの玄関。土間正面にある
ドアの向こうは収納庫。手すりは奈の町の手摺を監督さん
による手加工作品。
向かって左側は下駄箱収納です。
上下に分かれていますが収納量は抜群です。



玄関からドアを開けると飛び込んでくる景色。
視線が遠くまで抜けるので解放感は、抜群です。
正面の開口は、ガラス戸だけでなく、網戸や雨戸も戸袋に
収納されています。



和室。
吹き抜けの勾配天井の下は、客間兼用の和室になっています。
天井のカラマツと塗り壁が、いい色のコントラストを感じさせます。
奥の小さな窓は4変化するのですが・・・詳しくはナイショです。



和室は床が一段上がっており、その下に収納引出しがあります。
(最近この様な形式が多いです。特に勧めている分けてはありませんよ)
ここには引き込みの障子があるので個室化することも可能です。
また、天井に埋め込んだロールスクリーンを下せば更に区切ることに。
障子は両面から和紙を張った太鼓襖風に造りました。 夜になると
障子越しに映る白熱灯の灯りが美しいんですね。



リビングのダイニングコーナー。
ペンダント照明の下にはダイニングテーブルを設置します。
明るいテーブルで朝食を取りたいとする設計は、私の設計
スタイルですからどうしてもダイニングは東面か南面になります。
奥に見えるのはPCカウンター。
ダイニングチェアをくるりと回せば・・・そこはPCコーナー。
これはあなた、ここから動けなくなると思いません?



写真ではどうしても表現できないことが多くて困ります。
木の質感、空気感、明るさ暗さ、天井の高さなどなど
五感で感じることが出来ないのが残念。
今回はこの辺りにて。
次回はもう少しご紹介いたします。

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