それぞれの個性を大切にして家族が快適に暮らす家
朝から空が泣き出しそうなお天気の日は、写真の映りが良いので
私的には写真日和なんですよね。
住い手さんの引っ越しが明日なのですが、撮り忘れたシーンがありまして
撮影に伺いました。
機材はいつもと同じ、
カメラはcanon 7D と広角レンズef-s 10-20 の組み合わせです。
こういう写真は、35mmフルの5D2が活躍できないのが残念。
さて、前回からの続きです。
まず、玄関から行きましょう。
玄関周りもスッキリ仕上がりました。
ベンチがナラ集成だったんですね、思い出しました。
集成材は反り難くでいいんですよ。
実は天板の下にはもう一枚板が入ってます。
それは何に使うのかって?
そうね、うちの事務所ではスリッパかな。
当初より、この住まいの計画では、正面の和室とリビングが一体で繋がっており、
個室として使う時のみ扉を閉めるという考えです。
1階の全てがここに繋がっています。
それがリビングと言う空間ですね。
正面のオーブン棚は、家族の収納棚です。
お父さんもお母さんも、子供たちのランドセルも。
いつものカバンや持ち物を収納するスペースをリクエスト頂きました。
そんな場所、リビングにあると良いと思いませんか?
リビングと和室の建具が全開になっています。
普段はこの様に使いますので基本オープンです。
リビングには庭に出入りする窓があります。
外はデッキで、その先は広い庭がありますので、春秋はバーベキューかな?
我が家の庭でアウトドアが出来るなんて・・・好いですよね。
私なら庭にピザ窯作ろうかな~
和室はとっても明るいです。
写真の見え方より明るいですね。
和室の畳はいつものイ草を使わずに、アレルギー対策から
紙のタイプに変更しました。
現物見てもその違いは分かりません。
と言いますか、とっても綺麗ですよね。
次は洗面所へ向かいます
洗面所ですが、とっても広いです。
ちょっと変わっているのが、洗濯物のハンガーね。
2段あるでしょう。
洗濯機から取り出して、ハンガーを付けてそのまま掛ける。
とっても合理的なんです。
ハンガーの束をもって洗濯物干し場へ移動すれば楽ちんです。
これ、洗濯物干し担当のご主人にはその良さ分かりますよね!
2階のホールです。
広くていい空間でしょう。
ここにピアノも置きますから家族で演奏会なんかすると
愉しそう❢
勿論、目的はワークルーム、もとい家族のスタディルームです。
勉強机ですから個室は広くなくていいんですよ。
ここから家族のそれぞれの部屋に繋がっています。
子供部屋にはロフトがあります。
ロフト梯子は既に子供たちに評判とのことで私も喜んでいます。
まあ、こんな梯子は普通の家に無いものね。
私も登りましたが、結構しっかり出来ています。
大人も使える梯子、意外に愉しいですよ。
梯子だけでなく、ロフトも忘れないでください。
これもちゃんと考えられています。
例えばその高さ。
普通は小屋梁の上に床を造るのですが、私はそれを認めません。
高すぎる。
そして落ちると怖い。
ここのロフトの床高さは、部屋の床から2150mmしかありません。
普通、ロフト床を小屋梁に載せると2600位になるんじゃないかな。
そんなロフトは高くて怖くて子供達には使えないですから。
(ご自宅にロフトがあったら測ってみて! 2.15mの高さがどこか分かるはず)
ロフトにこだわる浅野でした。(笑)
最後に、”屋根裏の蓋” をご紹介します。
以上が建物のご紹介でした。
次回は外部ですので、少し後になるかもしれません。
それでは。
浅野勝義/奈の町